第11回口頭弁論期日

2020年2月17日(月)午前11時20分より,新安保法制違憲国家賠償請求事件の第11回口頭弁論期日が開かれました。

第11回期日では,原告代理人2名より,準備書面(26)の口頭弁論要旨の陳述が行われ,国からは、被告準備書面(7)が提出されました(提出書面を読まれる方は第11回口頭弁論期日の裁判資料をご確認ください。リンク先ではこれまでに裁判に提出された書面を見ることができます。)。
準備書面(26)は,となっており,裁判所が,朝永氏の証人尋問及び原告本人尋問の採用を決定したことから,次回期日では,尋問が実施されることとなりました。もっとも,裁判所は,宮崎氏,前田氏及び飯島氏については,証人としての採用を考えていないため,弁護団としては,引き続き,専門家証人採用の必要性を訴えていく予定です。

原告準備書面(26)No.1 No.2-新安保法制法の背景と日本の国家・社会の変容-
※下記の口頭弁論要旨は,実際に裁判所に提出した原告準備書面(15)(16)(17)の要旨を記載したものとなっております。
口頭弁論要旨-原告準備書面(15)
口頭弁論要旨-原告準備書面(16)

期日後,長崎地区労働福祉会館において報告集会が開かれ,参加者の方々から多数のご意見やご感想をいただきました。

次回期日は2020年7月6日(月)午後2からとなっています。いよいよ尋問が始まり,原告ご本人たちの声を裁判所に直接聴いてもらう手続に入っていきますので,皆さま,ご出席のほど宜しくお願い致します。