第13回口頭弁論期日

2020(令和2)年10月12日(月)午後3時より、安保法制違憲国家賠償請求訴訟の第13回口頭弁論期日が開催されました。

本期日では、まず、裁判所から原告に求められていた釈明事項への回答書面(原告準備書面(27))を陳述し、その後、本訴訟の審理を担当してきた裁判官の異動に伴う弁論更新手続き(今までの裁判の内容を新しい裁判官に知ってもらう手続き)が行われました。

原告の今までの主張を30ページほどにまとめた要約書面(原告準備書面(28))を提出するとともに、特に下記の3つのテーマについて、それぞれ担当の弁護士が法廷において口頭での要旨の説明を行いました。

①今日の国際情勢や先行する裁判批判を踏まえたうえで、平和的生存権、人格権、憲法改正決定権が裁判規範として認められるべきこと(口頭弁論要旨

②令和2年7月の裁判期日で行われた証人及び原告本人尋問の結果も踏まえた、原告の個別の権利侵害(特に人格権の侵害)について(口頭弁論要旨

③新安保法制の違憲性の解説(口頭弁論更新

次回期日は、令和2年11月24日(火) 午後1時30~午後5時となっており、二回目の証人尋問及び原告本人尋問を行う予定です。