控訴審弁論準備手続期日

令和4年2月3日15時30より、安保法制違憲国家賠償請求訴訟控訴審の弁論準備手続期日が、電話会議にて行われました。

本来は、福岡高等裁判所の法廷において、第1回口頭弁論期日が開催されることになっていましたが、新型コロナの感染状況に鑑み、急遽、電話会議での開催となりました。

控訴人(一審原告)からはすでに控訴審において、長崎以外の各地で行われている専門家の証人尋問の内容を証拠として提出するとともに、その内容を説明する書面(準備書面(31))、被爆者である控訴人の想像を絶するような被爆体験及び精神的苦痛を、写真や絵を使って説明する書面(準備書面(32))、及び、追加で提出した専門家の意見書の概要を説明する書面(準備書面(33))を提出しています。

一方、被控訴人国からは、控訴答弁書が提出されています。

※著作権との関係で、準備書面(32)の写真や絵は削除しています。

 

現在、当方は、専門家4名(宮﨑礼壹氏、青井美帆氏、飯島滋明氏、半田滋氏)、原告2名の控訴審での尋問を求めています。次回期日において、尋問を行うか否か裁判所が判断することとなっていますので、次回期日までに、追加で証人・本人尋問の必要性を当方から説明していく予定です。

 

控訴審について、次回及び次々回の期日が既に決まっています。引き続きご支援及び、法廷に足を運んでいただき傍聴をよろしくお願いいたします。

 

次回:令和4年5月26日(木)14時30分~ 第1回口頭弁論期日@福岡高裁

 

次々回:令和4年7月14日(木)14時30分~ 第2回口頭弁論期日@福岡高裁