令和3年11月5日、福岡高等裁判所において、安保法制違憲訴訟控訴審の今後の進行を協議するための期日が開催されました。弁護団からは、5名の弁護士が出廷いたしました。
控訴人(弁護団)側からは、証人申請及び意見書、尋問調書等の書証の提出をする予定であること、次回期日では代理人弁護士及び原告本人による意見陳述を行う予定であることを裁判所に伝えました。
一方、被控訴人(国)側からは、証人申請に対しては意見書を提出して争う予定であると述べられました。
裁判所からも、第1回期日で審理を打ち切るようなことはせず、双方の主張や証拠を踏まえて証人の採否を判断する予定であるとの方針が示されました。
弁護団としては、裁判所に安保法制の違憲性を判断させるために、まずは証人を採用するよう裁判所に強く働きかけていきます。
引き続き、ご支援のほどよろしくお願いいたします。