令和3年7月5日(月)午前10時30分より,長崎地方裁判所において,安保法制違憲国家賠償請求訴訟の判決が言い渡されました。
期日に先立ち,午前9時20分より事前集会が行われました。
判決言渡しがなされるということで,マスコミも多く集まりましたが,判決内容は原告らの請求をいずれも棄却するというものであり,また,憲法判断にも立ち入るものではありませんでした。
その後,午前11時から長崎地区労働福祉会館において報告集会が行われ,午後0時より記者会見が行われました。
原告ら弁護団は,付随的違憲審査制を理由に司法審査を放棄した裁判所の態度を強く非難するとともに,立憲主義及び民主主義を守るために,今後も総力をあげて戦い抜くことを決意するとの声明を発表しました。
今後は福岡高等裁判所に舞台を移して戦っていきますので,引き続き,皆さまのご支援をよろしくお願いいたします。