2018年5月14(月)午後2時30分より、新安保法制違憲国家賠償請求事件の第6回口頭弁論期日が開かれました。
第6回期日では、原告側より、準備書面(12)(13)(14)の要旨の陳述が行われ、国側からは、被告準備書面(3)が提出されました(提出書面を読まれる方は第6回口頭弁論期日の裁判資料をご確認ください。リンク先ではこれまでに裁判に提出された書面を見ることができます。)。
各書面の内容については、準備書面(12)は違憲審査権の意義と裁判所の役割についての主張、準備書面(13)は新安保法制の違憲性の総論的な主張、準備書面(14)は新安保法制の違憲性に関する各論的な主張となっています。
いずれの書面も、安保法制の違憲性という今回の訴訟の核心に関わる内容です。特に、準備書面(13)(14)は、新安保法制法は10の現行法の法改正と1の新規立法で構成されていますが、各法改正、新規立法がなぜ違憲であるのかについて、各法律の条文に沿って分かりやすく解説されていますので、是非一度、読んでみてください(下記リンク参照)。
※下記の口頭弁論要旨は、実際に裁判所に提出した原告準備書面(13)(14)の要旨を簡潔にまとめたものですので、時間のない方はこちらを読んでみてください。
期日後、午後3時30分より、市立図書館多目的ホールにおいて報告集会が開かれました。今回も、集会では、参加者の方々から、安保法制や、裁判に関する多数のご意見やご感想をいただきました。
みなさまにおかれましては、新安保法制の問題点について、ますます理解を深めていただき、これからも新安保法制違憲訴訟にご支援いただきますようお願い致します。
次回第7回口頭弁論期日は2018年9月18日(火)午後2時15分からとなっています。期日前の門前集会、期日後の報告集会(場所未定)もいつも通り予定しております。